植物園俯瞰図 (環日本海域環境研究センター 塚脇真二教授より寄贈)

施設概要

昭和24年に金沢大学が発足し、金沢城址本丸跡地に理学部管理の植物園として供用を開始しました。平成2年金沢大学が角間キャンパスに移転するに伴い、植物園管理研究棟を角間川沿いに設定することが決定しました。平成7年4月角間キャンパスに管理研究棟が完成し、圃場整も完了しました。平成7年5月に供用を開始し現在に至っています。

植物園は角間キャンパス内に位置し、管理研究棟、実験温室、鉢棚上屋、実験圃場、池、水草用水槽等の設備から構成されています。

管理研究棟では、陸域環境およびそれに接続する海洋環境における、化学物質の汚染調査のための実験設備が整えられています。これを用いて日本各地の大学や研究機関と連携し、有機化学物質による環境汚染に関する共同研究を行っています。実験圃場や温室では、学生実習用の材料栽培、発芽・交配実験などに利用可能です。

施設沿革

昭和24年  5月      金沢大学発足

金沢城跡本丸跡地に理学部管理の植物園として供用開始

昭和32年  6月      金沢大学植物園概要を出版

昭和39年  5月      理学部が場内キャンパスに移転完了

昭和40年 11月      第1回植物園整備計画委員会開催、同委員会要綱が評議会で承認

昭和42年  3月      金沢城跡本丸跡地に管理棟完成、供用開始、理学部附属植物園として設置

昭和51年 11月      評議会で金沢大学総合移転の方針決定

昭和55年  9月      第6回植物園整備計画委員会、総合移転に伴う跡地利用の方式を検討

昭和57年  6月      第7回植物園整備計画委員会、角間キャンパスにおける植物園構想を検討、

学長宛に要望書を提出

平成 2年  1月   第13回植物園整備計画委員会、新営構想資料を策定

平成 2年  2月      総合移転実施特別委員会、植物園管理研究棟等の位置を角間川沿いに、

自然園を角間キャンパス北西部に設置することを承認

平成 4年  9月      理学部の角間キャンパス移転完了

平成 5年  6月      総合移転実施特別員会、植物園管理研究棟の位置をキャンパス東南部に

変更検討を依頼

平成 5年  7月      第16回植物園整備計画委員会、総合移転実施特別委員会案を承認

平成 5年 11月      総合移転実施特別員会、植物園管理研究棟等の移置を承認

平成 7年  4月      角間キャンパスに管理研究棟完成、圃場整備完了

平成 7年  5月      使用開始、現在に至る